「BeeSight」を組み込んだ飲食店向けのキャッシュ@タッチレス端末を開発
3月に展示予定
2022年2月9日、エイコム株式会社は自社が開発した「BeeSight」を、株式会社クロスドリームが開発したセルフオーダー機に組み込むことで、顔認識マーケティング機能がついた飲食店向けのキャッシュ@タッチレス端末を開発したことを発表しました。
BeeSightはこれまで、デジタルサイネージの視聴計測に活用されることが多かったのですが、飲食店向けのセルフオーダー券売機に組み込むことで、飲食メニューの購買属性を取得することが可能に。
タッチパネルディスプレイにカメラを内蔵し、顧客の年齢や性別、来店人数と注文されたメニューを紐づけすることで、マーケティングデータを取得。
このデータは解析システムで表示することが可能で、飲食店におけるメニュー構成の参考にすることができます。
この試作機は、3月に開催される「リテールテックJAPAN2022」に展示される見通しとなっています。
セルフオーダーシステムのメリット
これまで、飲食店におけるメニューの注文は、メニュー表を見てドリンクや料理を決め、従業員を通して注文するという方法が一般的でした。
しかし、今では従業員を介さずに注文するセルフオーダーシステムを導入する飲食店も増えてきています。
セルフオーダーシステムは、少人数の従業員で切り盛りする店舗やオーダーミスを減らしたい店舗、感染症対策として人同士の接触機会を減らしたい店舗などに向いていると言われています。
セルフオーダーシステムが向かない店舗も
セルフオーダーシステムにはデメリットもあります。
顧客の年齢層が高いと、セルフオーダーシステムの使い方に戸惑う人も出てくるでしょう。
また、カウンターしかない店舗であれば、口頭で注文したほうが早いというケースもあります。
従業員が口頭でおすすめのメニューや食材を紹介する形式の店舗にも、セルフオーダーシステムは不向きと言えるでしょう。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
エイコム株式会社 プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/releases
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