コーヒー好きの皆さん、抽出後のコーヒーの粉(コーヒーグラウンズ)、一般的には「コーヒーかす」と呼ばれていますが、それをゴミとして捨ててしまっていませんか?実はコーヒーの粉には、肥料や消臭、虫除け、除草など、その使い道は様々。日々の生活に役立つ賢い再利用方法についてご紹介します。
2021.07.15
コーヒー好きの皆さん、抽出後のコーヒーの粉(コーヒーグラウンズ)、一般的には「コーヒーかす」と呼ばれていますが、それをゴミとして捨ててしまっていませんか?実はコーヒーの粉には、肥料や消臭、虫除け、除草など、その使い道は様々。日々の生活に役立つ賢い再利用方法についてご紹介します。
1. 肥料・堆肥 | 6. 洗剤代わり |
2. 消臭剤・脱臭剤 | 7. 染料・塗料 |
3. 除草 | 8. 靴磨き・金属磨き |
4. 虫除け・猫除け | 9. 針山(ピンクッション) |
5. 入浴剤 |
毎日自宅でコーヒーをドリップして楽しんでいる方にこそ知ってほしい、抽出後のコーヒーの粉(コーヒーグラウンズ)の再利用方法をご紹介します。 今までそのままゴミ箱に捨ててしまっていた方、必見です。
肥料にする場合、コーヒーの粉は必ず発酵させてから使うようにしましょう。 庭などにそのまま撒いても、肥料としての効果はないので注意してください。 乾燥させたコーヒーの粉を使うことも、カビ・虫対策のための大切なポイントです。
発酵の際、ダンボール上部は雨や虫などが入らないようにタオルなどで覆うようにしてください。ダンボールの下には台などを置いて通気性を確保します。カビの原因になるのを防ぐため、コーヒーの粉は必ず完全に乾燥させてから使うようにしましょう。 乾燥方法については、 「抽出後のコーヒーの粉(コーヒーグラウンズ)|乾燥方法 」 を参考にしてみてください。
抽出後のコーヒーの粉(コーヒーグラウンズ)には、植物の育成を阻害する物質が含まれており、雑草の繁殖を防ぐ効果があります。 肥料・堆肥にする場合は他の材料と混ぜて発酵させる手間が必要ですが、除草の場合は雑草を抑えたい場所にコーヒーの粉を撒くだけです。
コーヒーは、アリや蚊などの昆虫、ナメクジやカタツムリ、猫が嫌う香りです。 そのため家の周りや生け垣、外壁付近の地面に、抽出後のコーヒーの粉(コーヒーグラウンズ)を撒くと、害虫除け・猫除けの効果があります。
コーヒーの香りが好きな人には、抽出後のコーヒーの粉(コーヒーグラウンズ)を香りが楽しめる入浴剤代わりにするのものおすすめです。使い方は、コーヒーの粉をさらし袋などに入れて、お風呂に入れるだけです。
グラスや瓶などガラス製の食器を洗うときに、抽出後のコーヒーの粉(コーヒーグラウンズ)を洗剤代わりに使うこともできます。コーヒーを少量入れて振り洗いすると、食器がきれいになります。油で汚れた食器なども、コーヒーの粉をつけてこすれば汚れが落ちます。
抽出後のコーヒーの粉(コーヒーグラウンズ)を煮だしてコーヒー液を作り、染料・塗料として使うのもおすすめです。コーヒーの色を利用して、日曜大工で家具の塗料やキズ直しとして活用できます。 コーヒーの種類や焙煎の具合によってコーヒー液の濃さが変わるので、染め物に使う場合は、いろいろ試して自分の好みの風合いを楽しんでみましょう。
抽出後のコーヒーの粉(コーヒーグラウンズ)に含まれている油分が靴磨き・金属磨きに適したつやを出してくれ、ワックス代わりになります。 使い方は、乾燥させたコーヒーの粉を布に包んでやさしく磨くだけです。
抽出後のコーヒーの粉(コーヒーグラウンズ)を再利用する際に欠かせない乾燥の工程。主な乾燥方法は「煎る」「電子レンジで加熱」「天日干し」の3つです。動画もしくは以下の解説から手順をご確認ください。
新聞紙などにコーヒーの粉をのせ、天日干しにします。干している間2~3回程度ざっくり混ぜ、完全に乾けば出来上がりです。
コーヒーの粉をお皿にのせて、レンジで加熱して乾燥させます。目安はコーヒーの粉20g(ドリップ2杯分)に対して600Wで3~4分。この方法だと、レンジも脱臭してくれるので、一石二鳥です。