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2024年02月22日(木)

世界初!コーヒー豆の麻袋を商品パッケージに採用
~従来商品と比べ約45%のプラスチック使用量削減~

 キーコーヒー株式会社(本社:東京都港区、社長:柴田 裕)は、持続可能な社会の実現を目指した取り組みの一環として、三井物産パッケージング株式会社(本社:東京都港区、社長:佐藤 正二郎)、王子エフテックス株式会社(本社:東京都中央区、社長:大野 直孝)と協働で、従来廃棄されていたコーヒー豆の麻袋(またい)を混合した循環資源混抄紙「MEGURISH(麻)」を開発し、業務用市場の「レインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒー」2アイテムの商品パッケージとして、世界で初めて採用※1しています。本取り組みにより、従来商品に比べて約45%のプラスチック使用量が削減されます。※2

画像のダウンロード*「MEGURISHI(麻)」を商品パッケージに使用した
「レインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒー」イメージ

画像のダウンロード*麻袋イメージ

画像のダウンロード*商品パッケージ裏面に
表示されている紙マーク

■取り組みの背景

 2022年度の日本国内のコーヒー豆輸入量は約39万トンで、コーヒー豆の輸入時に使用される麻袋は約600万袋※3におよび、その大半が廃棄処分されていると言われています。
 当社の麻袋においては、年間で約400トン、約80万袋を排出※4しており、これまで観光農園や養蜂所へ寄付するなど有効活用してきましたが、大半は廃棄していました。当社は、2030年を見据えたメッセージ「珈琲とKISSAのサステナブルカンパニー」※5を掲げ、持続可能なコーヒー生産の実現に向けたさまざまな活動を行っています。そのような中、より持続可能な社会の実現に貢献する企業を目指し、麻袋をアップサイクルして商品パッケージに採用しました。

■麻袋を混合した循環資源混抄紙「MEGURISH(麻)」について

 「MEGURISH(麻)」は“廃棄物を再利用(アップサイクル)する”ことをコンセプトに、紙パルプや包材資源の専門商社の三井物産パッケージング株式会社と、特殊紙の開発・製造を行う製紙メーカーの王子エフテックス株式会社と協働で開発した、循環資源混抄紙です。当社の麻袋を、王子エフテックス株式会社の特殊な溶解釜「地球釜」でパルプ化し、同パルプを紙の原料に配合して「MEGURISH(麻)」が製造されます。
 「MEGURISH(麻)」を、当社業務用商品の「レインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒー」2アイテムのパッケージフィルムの表基材に採用することで、従来商品と比べプラスチック使用量を約45%削減することが可能となりました。

画像のダウンロード*麻袋を紙原料としてアップサイクルする流れ

画像のダウンロード*パッケージフィルム断面イメージ

■今後の計画

 現在は2アイテムでの採用となりますが、今後は業務用市場の商品11アイテムの商品パッケージにも順次展開していき、年間約6トンのプラスチック使用量削減を見込んでいます。※6
 当社は今後も商品パッケージを取り巻く環境対策に積極的に取り組み、事業活動を通じて地球環境の保全活動を推進してまいります。

 キーコーヒーは、『珈琲とKISSAのサステナブルカンパニー』を掲げ、喫茶文化の継承と持続可能なコーヒー生産を実現する事業活動を行ってまいります。

 

  1. 2024年1月時点 当社調べ。
  2. 「レインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒー」(100g・粉)、「レインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒー フレンチロースト」(125g・粉)1個あたり。パッケージに使用しているインキ等は算出に含みません。
  3. 出典:全日本コーヒー協会 日本のコーヒーの輸入量の推移(2023年3月更新)。麻袋1枚あたりの生豆収容量65kgで計算。
  4. 当社調べ。
  5. 「珈琲とKISSAのサステナブルカンパニー」とは、当社が2030年までに目指すべきテーマとして掲げたメッセージ。これまでの100年間、当社と共に日本のコーヒー文化を築いてきた喫茶店の魅力や日本の茶を喫するといった喫茶文化を、今後は若年層や海外に向けても発信を強化していきます。
    また、キーコーヒーグループ全体でサステナブルな取り組みを強化し、持続可能なコーヒー生産を実現するという強い思いを込めています。
  6. 業務用商品11アイテム『「トアルコ トラジャ」(100g・粉)、「トラジャブレンド ブラン」(100g・粉)、
    「トラジャブレンド セピア」(100g・粉)、「トラジャブレンド ノワール」(125g・粉)、「氷温熟成®珈琲」(100g・粉)、
    「氷温熟成®珈琲 アイスコーヒー」(125g・粉)、「クレドール No.03」(100g・粉)、「クレドール No.08」(100g・粉)、
    「クレドール No.10」(100g・粉)、「クレドール No.12」(100g・粉)、「クレドール カフェインレスブレンド」(100g・粉)』の2024年度販売見込みより算出。

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〒105-8705 東京都港区西新橋2-34-4
TEL 03-5400-3069 FAX 03-3433-5751
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