■トアルコ トラジャとは

　トラジャコーヒーは、インドネシア・スラウェシ島 トラジャ地方にのみ産するアラビカ種のコーヒーです。かつて「セレベス（スラウェシ）の名品」と謳われ、大戦の混乱により市場から姿を消したことから「幻のコーヒー」と言われるようになりました。
　当社は1970年代にこのトラジャコーヒーを復活させるべく、インドネシアに現地法人を設立し、東京ドーム約113個分(530ha)にも及ぶ直営のコーヒー農園「パダマラン農園」を開墾、周辺の協力生産農家と共に本格的なコーヒー作りをスタートしました。トラジャコーヒーの栽培地域は、弱酸性の土壌、適度な年間降雨量、昼夜の大きな寒暖差など、コーヒー作りに必要な理想的条件をすべて満たしているため、香り高く味わい深いコーヒーが収穫できます。商品名は“トラジャアラビカコーヒー(Toraja Arabica Coffee)”の頭文字から、トアルコ(TOARCO)と地域名のトラジャを合わせて「トアルコ トラジャ」と命名、「いま甦る幻のコーヒー」のキャッチコピーで1978年に発売し、本年45周年を迎えました。

■リニューアルのポイント

　「トアルコ トラジャ」を使用したトラジャシリーズは、2018年の発売40周年の際に全面リニューアルを実施以降、販売数量を伸ばし、2018年比で約118％と好調に推移しています。45周年を迎えた本年、50～60代の既存のロイヤルユーザーはもちろん、コロナ禍でレギュラーコーヒーの飲用杯数が増加した30～40代の新規ユーザーのシェア獲得を目指し、リニューアルを実施します。

① 味わい

「トラジャブレンドシリーズ」は、トラジャの風味をより感じていただけるよう焙煎とブレンド配合の見直しを行いました。
現行品と比べ、香気成分量が約13％アップ^＊し、より香り高く、濃厚でコク深い味わいへと生まれ変わりました。
＊自社調べ

② パッケージ

トラジャ地方の伝統家屋のトンコナン^※1をイメージしたブランドロゴを正面に大きくデザインし、ゴールドやグリーンを基調とした上質な趣に仕上げました。発売開始時は「トラジャ45周年ロゴマーク^※2」も合わせて商品パッケージに掲載し、45周年についても訴求します。また、ドリップ オン^®の個箱はFSC認証紙^※3を使用、豆商品とドリップ オン^®の個包装の一部にはバイオマスプラスチックを使用し、サステナブルな取り組みを商品でも展開しています。

■商品概要

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　キーコーヒーは、『珈琲とKISSAのサステナブルカンパニー』を掲げ、喫茶文化の継承と持続可能なコーヒー生産を実現する事業活動を行ってまいります。