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2021年08月06日(金)
コーヒー製品の価格改定について
キーコーヒー株式会社(本社:東京都港区、社長:柴田裕)は、 2021年 10月1日より、コーヒー製品の価格を改定いたします。
コーヒー生豆相場は、 2021年2月から上昇基調となり、5月 28日には約4年半ぶりとなる1ポンドあたり 160セントまで高騰、7月 26日には1ポンドあたり 207セントまで急騰し、 2014年以来の高値となるなど、今後も高値圏で推移することが懸念されております。
相場高騰の要因としまして、供給面では世界最大の生産国であるブラジルが裏作にあたることを背景に、昨年 11月から続く降雨不足による天候不順やコロナ禍で発生した海上輸送網の混乱などで供給不足が懸念された一方で、需要面では世界各国において新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、経済活動の回復に伴うコーヒー消費量の増加が見込まれ、5月末にはコーヒー豆の需給逼迫を織り込んだ相場水準(1ポンドあたり 160セント)まで高騰していました。
こうした状況の中、7月 20日にはブラジルにおける広範囲のコーヒー生産地域にて 1994年以来となる大規模な降霜が確認され、コーヒー相場はさらに急騰( 1ポンドあたり 207セント)し、今後も供給不足の解消は困難との見通しから高値相場の長期化が懸念されております。
また、為替相場は 2021年1月より円安傾向に転じ、現在1ドル=110円台と、1月よりも約9円の円安水準となり、輸入に頼るコーヒー豆の価格は上昇、調達価格に多大な影響をもたらしております。
このような市場環境の下、当社はコストアップの吸収に向けた経営努力を行ってまいりましたが、今後も一段と厳しい環境が予測されており、企業内努力の限界を超える状況にまで至っております。
当社は、今後も生活者の皆さまにおいしいコーヒーをお届けするために、品質維持を最優先とし、やむなく、コーヒー製品の価格を改定させていただくことといたしました。
つきましては、 10月 1日より家庭用製品におきまして、メーカー出荷価格の改定を実施させていただき、小売店の実質店頭価格は 20%程度上昇するものと見込んでおります。なお、業務用製品の納入価格および、全国の直営ショップでの店頭価格も順次改定させていただきます。
今後も、当社は「品質第一主義」の理念に基づき、コーヒーの持つ魅力をお届けしてまいる所存です。何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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