キーコーヒー株式会社（本社：東京都港区、社長：柴田　裕）は、食品ロス削減のため、家庭用市場の主力商品であるバキュームパック（以下「VP」）商品の賞味期間を12ヵ月から18ヵ月へ延長します。

■背景

　昨今、世界中で食品ロスが問題となり、日本においては年間600万トン以上の食品が廃棄されています。これまで当社は農園や工場における無駄のない生産と、資源・資材を有効活用するリサイクルに取り組んできましたが、これらに加え生活者が消費する段階で食品ロスを削減し、SDGｓの達成目標12「つくる責任つかう責任」のターゲット3「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食糧の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食糧の損失を減少させる」の達成に寄与すべく、VP商品の賞味期間を6ヵ月延長します。

■賞味期間延長に関して

　VP商品は、充填時に袋内部を真空に近い状態で密封しているほか、コーヒーを劣化させる原因となる酸素や光を通さないアルミ箔を使用した4層構造の包材を採用しています。高いバリア性があり品質劣化が進みにくいのが大きな特徴です。今回、当社内で保管試験を実施した結果、賞味期間を延長しても品質や味わいを保証できることが確認されたため、6ヵ月の延長を実施します。

■実施時期

　2021年8月製造分より

　キーコーヒーは、2世紀企業スタートアップを掲げ、コーヒーを通じて感動を未来へ届ける事業活動に取り組んでまいります。