ひとりコーヒー時間を楽しむいれ方
コーヒーはひとりの時間を豊かにしてくれる、とっておきのアイテムです。ここではおいしいいれ方をはじめ、豆の種類や道具などのマメ知識、オススメのアレンジコーヒーなどを紹介。コーヒーとともに至福のひとときを過ごしましょう。
コーヒーをおいしくいれるには?!
コーヒーのいれ方にはいろんな方法がありますが、ご家庭でも簡単に本格的な味を楽しめるのがペーパードリップ式です。基本のポイントを押さえましょう。
- Point. 1
- カップや器具はあらかじめ温めよう
杯数分のコーヒー粉と熱湯を用意したら、まずドリッパーやサーバーに湯通しを。
コーヒーカップもお湯で温めておきましょう。
- Point. 2
- ペーパーフィルターは必ず折る
ペーパーフィルターには台形や円すい形があります。台形の場合は側部と底部を互い違いに、円すい形の場合は側部を折ってドリッパーにセット。折ることでフィルターとドリッパーが密着し、コーヒーの風味を損なわず、おいしくドリップすることができます。
- Point. 3
- ドリップは数回に分けて。
1回目は蒸らしが大事!
杯数分のコーヒー粉を入れたら、ドリッパーを左右に揺らして表面を平らに。ここからいよいよお湯を注ぎます。1回目は粉全体に浸み込む程度のお湯を、中央から外側にゆっくりと回し入れます。
おいしい成分を引き出すために20秒くらい待ちましょう。
- Point. 4
- ドリップ時間は2分30秒~3分
2回目に注ぐお湯はたっぷりと。中央に小さな円を描くように繰り返し注ぎ、コーヒーの粉が大きくふくらんだら、少し待ちます。中央がくぼみ、表面の泡が残っているうちに、3回目を2回目と同様に注ぎます。2回目以降は、湯量を減らしながら注ぎ分け、でき上がり量になりましたら、ドリッパーを取り除きます。
自分の好みを知ってもっとおいしく!
コーヒーの味は苦みと酸味のバランスで決まります。基本的に浅煎りの豆だと酸味が強くなり、深煎りの豆だと苦みが強くなります。そしてこの中間が、酸味と苦みともに安定感のある中煎りの豆で、広く一般的に飲まれています。
香りもコーヒーの楽しみのひとつ。基本的なチョコレートやナッツの香りから、フルーツやスパイスの香りを感じるものまで、豆の種類によって風味はさまざまです。
さらにブレンド(複数の豆を混ぜたもの)かストレート(1種類の豆のみ)か、焙煎・挽き方によっても味わいは変わってきます。専門店の方にオススメを聞いたり、実際に飲み比べたりしながら、自分にぴったりな一杯を探してみましょう。
豆や道具についてのあれこれ
コーヒーの栽培エリアはアフリカや南米など赤道周辺に集中しており、これらの地域は「コーヒーベルト」と呼ばれています。そしてこの地域の中に、ブルーマウンテンやキリマンジャロ、モカやマンデリンなどの産地があり、それぞれ味や香りが異なる豆を栽培し、世界に輸出しているのです。
異国からはるばる届けられたコーヒーを味わうために欠かせないのが専用器具。ご家庭でいれる時に必須なのがドリッパーやフィルター、サーバーやケトルなどです。自分で豆から挽きたいという方はミル(電動・手動)が必要ですし、ネルドリップに挑戦してみたいという方は専用の布フィルターも欠かせません。
このひと手間が楽しい!
アレンジコーヒー
ちょっと味を変えてひとりコーヒー時間を楽しみたい。そんな日は、ひと手間でいつものコーヒーをアレンジしましょう。
例えば、板チョコを加えてチョコレートコーヒーにしたり、ホイップした生クリームをのせてウインナーコーヒーにしてみたり。ハチミツを入れれば自然な甘みがプラスされ、マシュマロを加えるとふわふわの食感が楽しめます。
ほかにもバニラアイスやブランデーなどがコーヒーと好相性。身近な食材でいろいろ試して、オリジナルアレンジコーヒーを考案するのも楽しそうです。
KEY COFFEE公式サイトでもアレンジコーヒーをご紹介しています。ぜひお試しください。