ハワイのコーヒーの魅力は?味や特徴、おすすめの飲み方をご紹介

ハワイの名産やお土産としてコーヒーが有名なことは知っていても、どんな種類があるのか、ハワイのコーヒーの歴史や味の特徴など、意外と知らないことが多いのではないでしょうか。おすすめの飲み方や、コーヒー選びのポイントについても気になるところです。

この記事では、ハワイ産のコーヒーの種類や歴史、味わいに加え、おすすめの飲み方などについて詳しくご紹介しています。ハワイのコーヒーに合うメニューやハワイの魅力などについても触れていますので、参考としてお役立てください。

ハワイ産のコーヒーについて

ハワイ産コーヒーの種類

ハワイ産のコーヒーといえば、ハワイコナが挙げられます。ハワイコナは、ハワイ州南コナ地区及び北コナ地区にて生産され たアラビカコーヒー豆のことで、全日本コーヒー公正取引協議会が定める特定銘柄です。

ハワイのコーヒーの歴史

ハワイにコーヒーが伝わったのは19世紀前半頃、カメハメハ2世がイギリスからの帰路の途中に、ブラジルからコーヒーの苗を持ち込んだのが始まりといわれています。ハワイ島コナ地区をはじめとするいくつかの地域は、火山灰による肥沃な土壌や、寒暖差の大きな気候などから、良質なコーヒーの栽培に適しているのが、コーヒー栽培が盛んになった理由にもなっています。

ハワイってどんなところ?

ハワイ州はアメリカ合衆国50番目の州で、オアフ島やハワイ島など、太平洋に浮かぶ複数の島々で構成されています。オアフ島にある州都ホノルルにはワイキキビーチやダイヤモンドヘッドなどの観光名所が多く、アメリカやアジア、ヨーロッパなど多くの国から観光客が訪れるスポットとしても有名です。

年間を通して23~31度程度と温暖な気候で雨季と乾季があり、乾季にあたる夏は日本よりも過ごしやすい特徴があります。

ハワイの名産にはコーヒーのほか、マカダミアナッツやサトウキビ、ココナッツ、パイナップルやバナナなどが挙げられます。

ハワイで人気のフレーバーコーヒー

 ライオンコーヒーは、ハワイ最大手のコーヒー製造・販売を行うハワイコーヒーカンパニーが製造するハワイ人気No.1のフレーバーコーヒーです。同ブランドは、アメリカで現存する最古のコーヒーブランドの一つで、1864年にオハイオ州で誕生し、1979年にハワイに移転して以来、今ではハワイを代表するブランドの一つとして定着しています。

フレーバーコーヒーは、ハワイではもちろん日本でも人気で、ブラジル、コロンビア産のアラビカコーヒーを使用したブレンドに、バニラの優しく甘い香りやマカダミアナッツの香りを加えました。

キーコーヒーでは、ライオンコーヒーのフレーバーコーヒーの販売を行っています。人気のバニラマカダミアをはじめ、日本限定フレーバーのバニラキャラメルのほか、厳選した豆を使用したノンフレーバーコーヒーなどのラインアップを揃えています。

◇ ライオンコーヒーの商品ページはこちら  ※ハワイ産コーヒーは使用していません。

ハワイ産のコナコーヒーを楽しもう!おすすめの飲み方

ハワイ産のコナコーヒーを楽しむおすすめの飲み方についてご紹介します。

コーヒー選びのポイント

コナコーヒーは、ハワイ州農務局によって豆に含まれる水分の量や豆の大きさや色、欠点豆の数などによって細かくグレード分けされ、品質管理されています。

コナコーヒーのグレードは、高いものから エクストラファンシー、ファンシー、NO.1、セレクト、プライムとなっており、プライムより低いグレードはハワイコナとして販売することができなくなっています。

こうして厳正に管理されたコナコーヒーを選ぶ際は、エクストラファンシーなどグレードの高い上質なコーヒーを選ぶのがおいしいコナコーヒーを楽しむポイントです。

フレーバーアレンジコーヒーの楽しみ方

ドリップしたコーヒーにフレーバーシロップ等を加えてアレンジすれば自宅でも手軽にフレーバーコーヒーを楽しむことができます。

<シロップを加える>

さまざまなフレーバーのシロップを加えて楽しむ方法です。ナッツフレーバーやチョコレートシロップ、キャラメルシロップがおすすめですが、ベリーやレモンなどのフルーツフレーバーも人気があります。

カフェオレやミルクを使ったエスプレッソドリンクにはキャラメルやチョコレートシロップを使い、アイスコーヒーやスパークリングコーヒーにはフルーツ系のフレーバーシロップを試してみるとよいでしょう。

<スパイスを加える>

シナモンやカルダモン、ナツメグなど、フレーバーとしてスパイスを使う方法もあります。コーヒーに合う好みのスパイスを見つける方法としては、スパイスを加えたお菓子と一緒にコーヒーを楽しむのがおすすめです。シナモンケーキやジンジャークッキーなどをコーヒーのお供にして、気に入ったらコーヒーにもスパイスを加えてみましょう。シナモンパウダーやバニラエッセンスを使えば、手軽にフレーバーコーヒーを楽しむことができるでしょう。

<ハーブを加える>

スパイスだけでなく、ハーブを使ってフレーバーを楽しむ方法もあります。ミントやローズマリーなどのハーブはアイスコーヒーとの相性がよく、爽やかな香りですっきりと楽しむことができます。フルーツ系のシロップやソーダなどと合わせて、コーヒーカクテルのように楽しむのもよいでしょう。

<リキュールを加える>

ブランデーやウィスキーのほか、フルーツを使ったリキュールを加えて、ちょっと大人のフレーバーコーヒーにしてみてはいかがでしょうか。

ラム酒と生クリームを使った「カフェ・パリサイ」やコアントローと生クリーム、ナツメグを使った「カフェ・ポンパドール」など、リキュールを使ったコーヒーカクテルにはさまざまなものがあります。ハーブやスパイス、シロップの組み合わせを考えるのも楽しいですね。

◇ お酒を使ったアレンジコーヒーについてもっと知りたい方はこちら

ハワイコナコーヒーに合う料理

ハワイコナコーヒーとハワイ料理と合わせて南国気分を味わってみるのもおすすめです。代表的なハワイ料理はコーヒーと相性のよいものが多く、日本人にも親しみやすい味のものがメインとなっています。

気軽に試せる、コーヒーにぴったりのハワイ料理には、以下が挙げられます。

<マラサダ>

マラサダは、丸く成形したパン生地を油で揚げて砂糖をまぶしたシンプルなお菓子です。もともとはポルトガルのお菓子でしたが、19世紀にハワイへ持ち込まれ、現在ではハワイ州内に多くのマラサダ専門店ができるほど、ハワイに浸透しています。

ほんのり甘くシンプルなマラサダは、コーヒータイムにぴったりです。クリームの入ったものやフレーバーのついたマラサダもあるので、色々と試してみるのもおすすめです。

<ロコモコ>

ロコモコは、ライスの上にハンバーグと目玉焼きを乗せた有名なハワイ料理の1つです。ハンバーグとライスが1つになったロコモコは、ハワイ島の小さなレストランで生まれたのが発祥とされています。デミグラスソースで味付けされているものが多く、日本人にも食べやすく親しみのあるメニューとなっています。もちろんコーヒーとも相性ぴったり。フレーバーコーヒーを合わせて、ハワイアンなランチを楽しんでみましょう。

<ハワイアンパンケーキ>

通常のパンケーキがバターやシロップでシンプルに楽しむのに対して、ハワイアンパンケーキはたっぷりの生クリームにフルーツが乗った、ボリュームたっぷりの見た目が特徴です。

最高級グレードのハワイコナで贅沢なひと時を

キーコーヒーでは、ハワイ島コナ地区ので生産された高品質シングルオリジンコーヒーをラインアップしています。

ハワイコナコーヒーの中でも、最高等級品である「エクストラファンシー」は、ハーバルでナッツのような味わいをお楽しみいただけます。

◇ ハワイコナ エクストラファンシー 豆 200gはこちら

ハワイのコーヒーで香り高くトロピカルなひと時を

ハワイのコーヒーが手に入ったら、ハワイ料理と合わせたり、フレーバーシロップでアレンジしたり、ちょっと贅沢なコーヒータイムを過ごしてみましょう。