【旅×コーヒー】トラジャスペシャル!山と海を体感するスラウェシ島南部の旅

コーヒー

東西に長いインドネシアの中央に位置する「Kの字」型の島、スラウェシ島。島の玄関口ともいわれる「マカッサル」と、トアルコ トラジャの故郷である「トラジャ」の地を現地赴任の社員がご紹介します。スラウェシ島とあわせて"幻のコーヒー"とも呼ばれる「トアルコ トラジャコーヒー」の魅力にも迫ります!

インドネシアのスラウェシ島ってどんなところ?

スラウェシ島

インドネシアのスラウェシ島は、世界で11位の面積を誇り、インドネシア国内では第4位の面積を有します。また、自然にも恵まれており、固有の動植物の宝庫としても知られています。そんなスラウェシ島の魅力についてさらに詳しく見ていきましょう。

インドネシアのほぼ中央に位置するスラウェシ島

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キーコーヒー直営のパダマラン農園があるインドネシアの「スラウェシ島」。インドネシアのほぼ中央に位置します。透明度の高い海や未開の熱帯雨林など自然の宝庫ともいえます。ちなみに、日本からスラウェシ島までは、ジャカルタから国内線を使ってマカッサルへ向かいます。バリを経由し、マカッサルへ向かうことも可能です。

「トアルコ トラジャ」ゆかりのスラウェシ島の2つの地

今回はキーコーヒーと関連が深いスラウェシ島の以下の2つの地域をご紹介します。

・トラジャ地方
・マカッサル

まずはキーコーヒーの直営農園があるトラジャ地方。コーヒー豆の産地としても知られるトラジャは、山岳地帯で独自の文化を形成しています。例えば、伝統的家屋である「トンコナン」などはその代表です。昔ながらの風景を目にできるのが魅力で、世界各国から秘境ツアーの観光客が訪れるほどです。

一方、キーコーヒーの現地法人トアルコ・ジャヤ社のメインオフィスがあるのが、港湾都市「マカッサル」です。スラウェシ島一番の大都市であり、大型ホテルやショッピングモール、コンベンションセンターも立てられるなど、近年、都市化が進んでいます。約2.6億人と世界第4位の人口を誇るインドネシアの発展、躍進を感じることができるでしょう。

トラジャとマカッサルは車で8時間ほどの距離です。この2つの地域を巡るだけで、インドネシアという国の独特な伝統文化と発展を目にすることができるでしょう。

マカッサル|海に面したスラウェシ島の発展を続ける港湾都市

市場

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人口約145万人が住む大都市「マカッサル」は、国際空港や港など、人と物資が行き交う大都市です。陸と海の両面で豊かな天然資源を有する一方、経済発展が期待される地域の1つでもあります。また、漁業が盛んで食事もおいしく、スラウェシ島の観光拠点としてにぎわっています。マカッサルの海辺の飲食施設で、新鮮なシーフードも美味しく味わえます。

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マカッサルの湾岸地域は、開発計画が進行中です。また、港からは広々とした海と美しい夕日を堪能することができます。この港から日本をはじめ世界へ、トラジャのコーヒー豆が輸出されていくのです。

トラジャ|伝統家屋と水牛たちが出迎えるスラウェシ島の山岳地域

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※市場には、多彩な食材が並んでいます(上記写真)

トラジャ地方に足を踏み入れると、まず目につくのがトンコナンの伝統家屋や水牛たち。トラジャの人々が築き上げてきた伝統的な文化や習慣が、今でも色濃く残る地域です。また、コーヒー豆の産地として知られるトラジャ地方は、弱酸性の土壌や年間降雨量、日中の寒暖差など、コーヒーづくりに欠かせない生育条件を全て満たしています。そのため、トラジャ地方で育てられたコーヒー豆は、実が固く引き締まり、香り高く味わい深いコーヒーが育つのです。

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トラジャ地方で水牛は、死者を天に導く役割として考えられており、お葬式に欠かせない重要な存在となっています。そのため、多くの家で水牛を飼っています。

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トラジャを代表する伝統料理「パピオン」

トラジャを代表する料理として有名な「パピオン」。 竹筒の中に、鶏肉や、魚、米などを詰めて、蒸し焼きにしたものです。

幻のコーヒーと呼ばれる「トアルコ トラジャ」とは?

トラジャコーヒーは、インドネシアのスラウェシ島にのみ産出されるコーヒー豆のことを指します。かつてトラジャコーヒーは、その希少性と上品な風味で、ヨーロッパの王族貴族の間で愛されていたと言われています。しかし、第二次世界大戦の影響で一度は市場から消えてしまい、トラジャコーヒーは幻のコーヒーと呼ばれるようになります。

その後、トラジャコーヒーは1978年に、再びキーコーヒーの手によって復活したのです。現在は、トアルコ トラジャ コーヒー(TOARCO TORAJA COFFEE)という商品名で親しまれています。

そんなトアルコ トラジャのコーヒー豆は、品質にこだわり、一粒一粒、熟した実だけを人の手によって収穫し、厳選して精選作業をしています。また、収穫後の果肉をたい肥として使うなど、循環農法で持続可能な農業を地道に実践しており、自然や生物との共生も大切にしてきました。このように、自然や地域と共生する中で、生産者とも協力し、品質にこだわってトアルコ トラジャの生産を続けています。

【トラジャコーヒー】マカッサルのトアルコ・ジャヤ社直営のコーヒーショップ

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マカッサルにあるトアルコ・ジャヤ社直営のコーヒーショップでは、トラジャ産のコーヒー豆を収穫地、精選方法別に販売しており、それぞれ個性的な違いを楽しめます。

【ショップの基本情報】

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住所:JI.G.Latimojong
No.105 Makassar INDONESIA
電話:0411-36319650
営業時間:月~金10:00~23:00※金~24:00、
土~日8:00~23:00 ※土~24:00

キーコーヒーが約40年にわたりこだわり続けてきた「トアルコ トラジャ」を堪能しよう

今回は、「トアルコ トラジャ」ゆかりのスラウェシ島の2つの地「トラジャ」と「マカッサル」についてご紹介しました。普段何気なく飲んでいるコーヒーですが、どのような場所で、どのような人が、どのような気持ちで作っているのかを知ることで、より「トアルコ トラジャ」を深く味わうことができるのではないでしょうか?
また、「トアルコ トラジャ」が復活した背景にある、多くの人の思いや情熱に思いをはせながら、「幻のコーヒー」を堪能してみてください。

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