コーヒーチェリーは、収穫後の品質変化が著しいため、
従来のコーヒー豆の精選方法においては、
収穫してすぐに果肉を除去又はそのまま乾燥させた後に
除去することが一般的です。
この常識に挑んだ「KEY Post-Harvest Processing®」は、
収穫後にコーヒーチェリーを氷温熟成®することにより、
コーヒーそのものの品質を高めるという、
新たな可能性を追求した精選技術です。
氷点下なのに凍らせない特別な環境で、
食品の潜在能力を引き出す「氷温熟成®」。
氷温熟成®とは、氷点下でありながら食品を凍らせない特別な環境で貯蔵・加工し、食品の潜在能力を高める技術です。
食品を氷温熟成®することで「高鮮度保持化」「高品質化」「有害微生物の減少化」が起こり、食品素材の持つ本来のおいしさを引き出すことができます。
氷温熟成®されることが多い食品
コーヒーチェリーの追熟で、
コーヒーは成分からおいしくなった。
収穫したコーヒーチェリーを氷温熟成®することで、甘さや香りをさらに向上させる追熟。
コーヒーチェリーの追熟により、果肉の糖度や生豆の成分量が増加します。
さらに、フレーバーホイールにある「パイナップル」のような特徴的な香味が生まれることが実証されました。
氷温熟成®時のコーヒーチェリーの変化
完熟のコーヒーチェリーがさらに追熟
コーヒーチェリーの追熟が生む変化
標高が200mアップしたようなコーヒーの品質向上
オフフレーバーなし
生豆の成分量変化(%)
焙煎後の香味成分UP!
追熟で生まれた香味
「パイナップル」は「トロピカルフルーツ」に分類され、甘くてやや酸味のあるフルーティな風味が特徴。
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