2022年1月以降は飲食業や物販系を中心に創業融資の増加がトレンドなる見込み

コロナ禍における融資実行率No.1は埼玉県

2022年1月11日、株式会社SoLabo（以下、ソラボ）は、コロナ禍における中小企業・個人事業主からの資金調達相談等に関する調査結果を発表しました。

同調査はソラボ顧客を対象に実施。2020年1月1日から2021年12月31日までの期間にヒアリングなどによって行われ、調査対象件数は28,619件となっています。

調査期間中にソラボに問い合わせがあった案件のうち、ヒアリングが実施できた都道府県ランキングは1位が東京都（7,177件）、2位が大阪府（2,140件）、3位が神奈川県（1,430件）、4位が埼玉県（892件）、5位が福岡県（750件）という結果に。

問い合わせ件数は人口数や会社数に比例する傾向となりましたが、実際に融資実行までに至った件数は1位が東京都（995件）、2位が神奈川県（222件）、3位が大阪府（185件）、4位が埼玉県（148件）、5位が愛知県（69件）で、問い合わせ件数とは異なるランキングとなっています。

調査期間中における融資実行率を見ると埼玉県が全国1位で、特に2021年には積極的に融資が実行されたことが明らかに。融資実行率2位は神奈川県、3位は東京都となっています。

融資審査での指摘は厳しめに

ソラボでは、2021年10月から12月にかけて創業前融資の相談が増えており、2022年1月以降も、飲食業や物販系、建設系を中心に創業相談が増えていく可能性があると予想しています。

しかし、コロナ禍における融資審査では、「この時期になぜ創業するのか」「自粛要請などがあった場合に、どのように経営を成り立たせていくのか」など、厳しめの指摘が増えており、経験の豊富さや自己資金の潤沢さがますます重視されていくと思われます。

（画像は株式会社SoLaboより）

▼外部リンク

株式会社SoLabo プレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000044897.html

株式会社SoLabo

キーコーヒー 業務用関連コンテンツはこちら

開業支援システム、コーヒーセミナー、キーコーヒーの飲食向けサービスなど、法人の皆様に向けたサービスをご紹介します。